モン・サン・ミシェルとその湾
無茶はしません。どうも、三十路男です。
無茶だと思うことはとことん回避する性質なようです。
だからいつまでたっても自分の周りは変わらないのかな(´;ω;`)
今回の世界遺産は無茶を実現した建造物です。
とんでもない場所にとんでもないものが浮かんでます。
なぜこんな場所にこんなものを建てたのでしょう?
モン・サン・ミシェル

フランスのサン・マロ湾上、小さな小島に浮かぶ修道院がモン・サン・ミシェル。
ここは、もともとはモン・トンブと呼ばれるケルト人の聖地だった岩山でした。
ゴシック様式を中心に様々な建築様式が融合する見事な建造物は、
人類の叡智の結晶、奇跡の島、西洋の驚異などと称えられています。
モン・サン・ミシェルの歴史

この修道院の建造にあたって、こんな話があります。
8世紀、アヴランシュ司教のオベールが、とある夢を見ます。大天使ミカエルに 『この岩山に聖堂を建てよ』 と命令される無茶なお告げ。
「いやいや、さすがに無茶やろ」と思ったオベールはシカトしました。後日、また同じ夢を見ますが悪戯はやめろとばかりにシカトします。
ブチ切れたミカエルはオベールの額に指を置いて強く命令し、脳天に稲妻を走らせる夢を見させます。
「ヤベ、これは本当のお告げだ」と思ったオベールは岩山の上に礼拝堂を建造します。
※オベールのセリフはフィクションです。
その後、ノルマンディー公リチャード1世がベネディクト会の修道院を築き、
これが元となって増改築を繰り返し現在の形になりました。
18世紀、フランス革命の際に修道院は閉鎖され、一時は監獄として使用されましたが、
1865年、再び修道院として再開しミサが行われるようになりました。
また、百年戦争では要塞として使われ、当時の大砲と弾が
現在でもモン・サン・ミシェル入口に置かれているそうです。
命がけの巡礼
現在は陸続きの道路が通っているモン・サン・ミシェルですが、
当時は引き潮の時にのみ現れる橋を通って巡礼していました。
サン・マロ湾は干満の差がとても激しく、満ち潮になると恐ろしい速度で波が迫る為、
多くの巡礼者が途中で波さらわれ命を落としたと言われています。
グーグルアースの画像を見てもらえばわかりますが、
現在は砂が堆積して周りがほとんど干潟になっています。
これは本来の姿ではないとし、2010年に陸続きではない橋を作る計画があるそうです。
モン・サン・ミシェルのスライドショー動画
特に内部の様子がよくわかる動画です。
音楽が変に軽いですが、町部分の画像が多くてなかなか楽しいですよ。
モン・サン・ミシェル、海に浮かぶ要塞という感じで格好いいですね。
昼と夜によって見え方がかなり違うので両方見てみたいです。
モン・サン・ミシェルとその湾は1979年、世界遺産に登録されました。
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